狩場山に初雪が積もる頃

産卵を終えたアメマス達は川を下り、

冬の荒れ狂う日本海に生活の場所を移す。

丁度その頃、島牧の海には無数のカタクチイワシの群れがあちらこちらに…それらを

たらふく補食したアメマスはおよそ、10日ほどで銀毛化し綺麗なグリーンバックになると、予測される。

過去に11月の半ばに60アップの丸まる太った綺麗なアメマスを釣り上げ、アッと！驚くタメゴロウ〜に(笑)年がばれるね… なった記憶がある。

12月になるとダービーもスタートし、寒いし、辛いし、釣れないし、でも、熱い戦いが始まるのだ。荒波、強風、吹雪のムチに叩かれ、どM変態アングラ〜達はヒぃ〜ヒぃ〜

言いながら、黙々と竿を振るのだ。女王様が微笑むまでね…

優勝ラインは75センチ、4キロクラスかな？80オ〜バ〜5キロクラスも島牧の海を泳いでいるらしいよ✨

それにしても、アメマスという魚。不思議な魚よね〜!鮭や鱒などは産卵を終えたら死んじゃうのに、アメマスは何度も産卵を繰り返し、大きくなるんだよね。だいたいは初冬に海に下り、春に遡上するのだ。でも、春に海でほっちゃれが釣れてみたり、２月に川でマッチョなアメマスが釣れたり、個体によってはかなりズレがある、気まぐれな魚なんだよね。

しかも、食べたらこれが、うまぐない。(笑)はい、リリース♪

でも、そのほうが良かったのでは…?もし、かりにサクラマスなみに、アメマスがうまかったら…想像してみてください。

漁師さんに獲られ、釣り人にお持ち帰りされたら、今頃、アメマスは絶滅危惧種ですわ！

なんせ、遠くはるばる回遊する魚ではないので、川や海で釣られ、ご近所の海で網で獲られたら、すぐ居なくなりますよね…きっと。

冬の厳しい北海道で、他の魚は激シブなのに、どM変態釣り師と元気に遊んでくれる海アメちゃんに感謝!!

まもなく、アメマス開幕です。今頃、貴方のためにセッセセッセとカタクチイワシ食べてます。僕は貴方が大好きです。❤

今年こそは夢のビッグサイズ

フィッシュ‼on♪

早くしないと、老いぼれちゃうなぁ…