朱太川のサクラマスとオイラ
私は朱太川とその支流のほとりに生まれ、 育った。
私の子供の頃はゲームなどはなく、暇さえあれば、裏の川で遊んでいた。
春の雪どけ水がおさまり始める頃、沢山のヤツメウナギがチャラ瀬に掘りをほり、産卵を始める。それを狙うのだ。夜にカ〜バイト燃料のカンテラを使いヤツメカギで 捕獲していく。蒲焼きにして良くたべた。目にいいらしいが…アチラにも効くかも💢(笑)
それから少しすると
沢山のアカハラが遡上し、川は真っ黒になった。 昔は竹の一本竿に板鉛をつけて、ミミズを餌に引き味を楽しんだ。
ごだらっぺやかんつか(かじか),どんじょもタ〜ゲット♪
初夏になると、ヤマメ新子が至るところに沸いてでて、子ども私でもすぐに、びくは一杯になった。
昔はヤマメを計って、買ってくれる店があり、確か300〜500円ぐらいになり、アイスキャンディーやキャラメルなんかを良く買って食べた。
夏休みになると、水中メガネにカッパ竿を片手にヤマメ、岩魚、鮎、雨マスなどをねらって川の淵などに潜ったり、瀬を流れながら引っかけて捕るのだけど、非常に難しいが名人級になると、神業が
凄いのだ。
昔は鮎も凄くいて、帰りがてらにチャラ瀬を歩きながら、石を投げつけ捕れる事もあった。それほどいた❗
稀
に深い淵に遡上したての、サクラマスに出会う事があったが、仕切り直しの息継ぎをしてサイド覗くとほとんどが砂煙!!神経質で非常に賢くて俊敏な魚でした。
それでもひと夏に一本か二本、名人級の中学生が捕る噂を聞くが…まさにヒ〜ロ〜だったようだ
やはり、サクラマスだけは別格の存在でしたね…
秋になると、水が冷たいし、カッパは出来なくなったが、釣りは良く行った。
支流にはあちこちにサクラマスの掘りが出きて、真っ黒なデカイヤマメが釣れて、白子をピュピュッとかけられたが、サクラマスがかかった事は一度もなかった。
子ども心に、「いつかはサクラマスを捕ってみたい」…憧れでしたね✨
そんなオイラに突然チャンスが訪れる。
中学2年の晩秋に釣りの帰りがてらに、ひょいと見た、川の浅い所の根っこにサクラマスが刺さってケツを出していた。
わりと家に近い所だったんで、走って家にもどりカッパ竿をとって、また、その根っこを見ると、同じ感じでケツを出していた。
そして、遂に「とったど〜」 余り抵抗がなかったと記憶している。
嬉しくて嬉しくて、感動していた…
大きい魚、サクラマス捕ったど〜♪
もはや、逃げる元気もなく、色は変色し、死を待つだけのホッチャレのサクラマスでも…
子どものオイラには関係なかった…
サクラマス捕ったど〜♪
月日は流れ…年をとったオイラだが…サクラマスの思いはあの頃と少しも
変わらない。一筋縄ではいかない…別格のタ〜ゲット♪
大人になった私は…
風車の回るこのサ〜フで(ここは大丈夫ぶ海だから)
銀ピカの(ホッチャレじゃないよ)
ちゃんとした釣りで(ルアーだから)
狙える日もそう遠くない。ここは割りと、早ばだしね…Xデ〜にあたると、凄いのよ❤
今日は実家おばあちゃんに会いに、里帰りして、朱太川を見て記憶がよみがえったので、書いてみました。
途中、風車下にキチガイ(笑)が…ごめん
強者が二人キャストしてたよ! すんごいね
(笑)
明日は最後のお正月休み♪どっかやれるかな?
フィッシュ‼on♪
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。